こんにちは!マリッジトリビアを運営しているnanoトリです
このサイトでは婚活をして結婚した私nanoトリが、婚活や結婚に関する情報を発信しています
みなさん自身の人生設計や、社会全体の結婚年齢を誤って想像してしまうことのないように、ぜひ読んでいただきたいです
目次
平均初婚年齢29.4歳から生まれる誤解
平均値だけで判断するのは危険
2020年の女性の婚姻年齢の「平均値」は29.4歳
平均値の29.4歳というのを聞いて、皆さんならどんなイメージを持ちますか?
30歳前後で結婚する人が多いのね
と思う方も多いと思います
しかし「平均値」というのは一部の大きく外れた数字の影響を受けやすいため、平均値だけで実態を正しく理解することは難しいです
例として、5人のうち4人が25歳で結婚したグループで考えてみましょう
①残りの一人が60歳で結婚した場合
結婚が最も多かった年齢(最頻値)は25歳ですが、平均値は32歳になります
最頻値よりも7歳も平均年齢が高くなってしまいました
②残りの一人が18歳で結婚した場合
結婚が可能な年齢で一番若い18歳の人が入った場合も考えてみましょう
結婚が最も多かった年齢(最頻値)は25歳のままで、平均値は23.6歳になりました
平均値は最頻値よりも1.4歳低くなりました
結婚できる年齢は18歳以上ですので上限がありません
そのため、婚姻の平均年齢は一部の高齢の方の影響を受けやすいのです
婚姻年齢のピークは26歳
平均値だけでは実態を正しく理解することが難しいため、結婚した人が最も多かった年齢(最頻値)を紹介します
2020年の女性の婚姻が最も多かった年齢(最頻値)は26歳であり、27歳以降は、年齢が上がるごとに婚姻件数が大きく減少している
出典:コラム1 平均値と最頻値考察~「平均初婚年齢」と「初婚年齢の最頻値」の間には3歳から4歳の差~:男女共同参画白書 令和4年版:内閣府男女共同参画局
上のグラフから、2020年に結婚した女性の中で最も多かった年齢は26歳だったということがわかりますね
最頻値を知ると、平均初婚年齢29.4歳という情報から想像するイメージと少し違っている人もいるのではないでしょうか
20年前の女性の婚姻年齢のピークも26歳
2000年、2010年、2020年のデータがある初婚年齢のグラフを紹介します
出典:厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai20/dl/kekka.pdf
このグラフから、20年前の2000年と比べると30代以上で婚姻する人の割合は増えていますが、結婚した女性の中で最も多かった年齢(最頻値)は26歳で20年間変わっていないことがわかります
2010年のグラフと2020年のグラフはほとんど同じ形をしており、女性が結婚した年齢は10年前からほぼ変わっていないことがわかります
晩婚化の言葉のイメージほど晩婚化していない
私の友人たち(すでに平均初婚年齢も超えたアラサー・・・)の中でも「晩婚化が進んでいるからまだ大丈夫」と言っているのを耳にします
しかし、晩婚化だからと安心しているとあっという間に、婚姻年齢のピークの26歳を迎え、平均初婚年齢も超えてしまします
焦らせるつもりは全くありませんが、事実はしっかりと認識しておいた方が、後から「こんなはずじゃなかった」とならずに済むはずです
事実を知った上で自分なりの人生設計を!
結婚に最適な年齢は人それぞれ
お互いが18歳を超えてさえいれば、晩婚でも高齢婚でも年の差婚でも再婚でもなんでもOK!
自分で納得できるタイミングを探しましょう
ただ、取ってしまった年齢を若返らせることは誰にもできません
後悔のない行動を自分で選び取っていきましょう
人生設計の中に「結婚」があるのなら早めに行動しよう
「いつかは結婚をしたい」と、もし考えているのなら
早めに行動を起こしてパートナーをさがしましょう
自分の人生は自分の行動で変わっていきます
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事が皆さんの人生に少しでも助けになればうれしいです
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